放課後喫茶店〜異世界でも営業中〜

ヌーイ

第三話「転校?」

絶望するウィングを見たソノナは鼻で笑った。
「何がおかしい、」
キレ気味のウィングが叫んだ
「いやwなんでもwいちごは野菜だろww」
ソノナは笑いを堪えているが、堪えきれていないようだ。
イラっときたウィングはソノナを睨みつけた、その時は急に冷静になった
「そういえば、頭のそれ何?ケモミミ⁉︎」
ウィングが驚くとソノナは、吹き出した
「ブッ!!お前ww本当に何も知らないんだなww普通だろケモミミくらいw獣人なんだしwなんだよw」
ウィングは困惑し、こう思った。
「これが、、、異世界、、か、、」


しばらく歩くと一つの教室が見えた、
「これが俺の教室だ、お!あれがさっきのチビの隅野だよ、ほら端っこでなんか言ってるだろ?」
ソノナが指を刺すと、チb、、、、隅野は嫌そうな顔した
「ゲッ、アノカスキタヨ、サイアク」
と小さな声で言った
そんなことをお構いなしにソノナは次の場所へと向かった、

「ここは図書室、色々な本がある、もしかしたらお前が元の場所に戻れる方法があったりして、、なんてな、」
と言ったソノナの冗談をまじにしたウィングは「え?まじで?よし、早速図書室を、、」
話しているウィングの言葉を遮りソノナは爆笑した
「ブフォwwwwwお前バカかよwwそんな本あるなら校長が教えくれるだろwいちごは(以下略)」
ウィングはキレる
「あぁ!!お前いいやつなのかカスなのかわかんねえな、」
キレるウィングに対してソノナはマジレスする
「そもそも、どこから来たかわかんないのに、お前の元いた場所に帰る方法が本に載ってるのは変だろw」
マジレスされたウィングはしょぼんとして、ソノナと共に次の場所に向かった、

「ここが先輩たちのフロア、3年生の教室と職員室がある」
ソノナは次々と教室を紹介する、
「ここは、、、、いや、ここは教えなくていいや」
ソノナは大きな扉の前でそう呟くと、早歩きでその場を去った、
ウィングはソノナを追いかけ、質問する
「おい、気になるだろ、あの扉何?」
ソノナはウィングの言葉を無視して、職員室に向かった、
「失礼しまーす、例のやつ連れてきました、校長に聞いてると思いますが、こいつが今日から転校してきた新しい生徒です」
とソノナは先生たちにウィングを紹介する
「お!君が転校生か、よろしく、私は能力学の教師のKOHA9だ」
教師の1人がウィングに挨拶する、ウィングは困惑しつつ挨拶した
「よ、よろしくお願いします、ウィングです」
職員室を出た瞬間ウィングはソノナに質問する
「なんで俺が転校生ってことになってるんだ⁉︎」
ソノナはウィングをなだめてこう言った
「いや、行く当てないんだし、寮に入りたいなら学校入るのが最善だろ、いちごは(以下略)」
ウィングは納得しつつ、「そういうのは先に言え」と思った
そして校舎をでて寮に入るか
「ここが寮だ」
ソノナは寮にウィングを招き入れる