「はぁ。らぴちゃんは戦えないもんね。私がやるしかないか。」
お兄ちゃんがそう言いながら剣を取り出す
「3対1か。甘堕、投降したほうが良い。僕は幼馴染を殺したくない。」
店長がそういうと、しからさんが
「いや？3対3だよ。ね、クソ犬」
「うるせーな田中、やらねえわけねえだろ。」
そして私以外の6人が戦闘を開始した。
お兄ちゃんはroleの拘束魔法を使って殺しにかかった。
え！？店長の間合いに入った瞬間拘束の糸が千切れたんだけど！？
どういうことこれ。店長の能力はいったい何？
いや待って。今までの行動から...
あ、な?んだそういうことだったのか。
「お兄ちゃん。店長の能力はーーー」
そう言おうとした瞬間、私の目線は逆さまになった。
あれ？首切られた。じゃあ仕方ない。もう終わりなのか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
起きたら学校の登校時間だった。
よくわからないまま学校に行く。
「やあ皆さんおはようございます！ではこのゲームの結果発表をしていくよ??」
ギャルになったせかいさんがそう言い、店長が睨む。
「ではまず最終的に生存したのはヌーイさん、ゴジラさんで?す」
そしてモニターから昨日の様子が流された。
自戒さんが私の首を切り、それに怒った甘堕お兄ちゃんが自戒さんの手足を拘束して、自戒さんの心臓を突き刺した。
しからさんは店長と相打ち。そして2人きりになった時、ゴジラさんが休戦を持ちかけてきた。
「ちなみになんですが、誰が誰を殺したの？」
私がそう質問すると、店長は
「まずエピオンを殺したのは僕だ。らぴちゃんにはバレてたっぽいがな。」
まあ知ってた。
「そしてライファーさんを殺して自らの命を絶ったのが私」
急に六花お姉ちゃんがしゃしゃり出てきた。というか居たんだ。そして店長が
「まあ最終試合は全員見てたから解説はいっか。」
「はいはいじゃあ俺が全員のrole説明するよ。」
自戒さんも急に出てきた。というか一人称俺なんだ
「まず俺が預言者、しから暗殺者、ヌーイ忍者、お兄ちゃん人形使い、らぴちゃん精神分析者、ゴジラが天啓者、ウィングが守護者、まああと色々だな。」
「待って最後らぴちゃんが私に言いかけてたことって何？」
「あ?、店長の能力は能力を無効化するだから気をつけて。」
「まあそういうこと。いやーでも最後死んじゃったか?」
死んでなかったら私が死んでたんだけど。まあいっか。
※作品には載せられなかった任務を貼っておきます
ウィング、エピオンを初日に殺す。
ゴジラ　、生き残る
しから　、ヌーイを生存させる。
自戒コア、らぴちゃんを殺す
六花　　、誰か1人殺し、自殺する。

「ところで、第二試合と行きたいところだが。今回自分の任務を達成出来ず死んだ人が2人、ぱぴこさんとライファーとエピカスだ。この3人は復活できない。」
ぱぴちゃんは仕方ないにしてもライファーさんとエピオンは何をしたん？まあ今は8人か。次も頑張らないと。
「ということで第二試合の前に一週間の時間を与えよう。その間勉強に励むように。」
そういうとKOHA9さんは帰って行った。それとすれ違うようにせかいさんが入ってきて
「はいはいお前ら授業を始めるぞ。」
せかいさんは授業を始めた。しかしこのせかいはいつ出れるんだろう。せかいのせかいからwww
「らぴ、何笑ってる。」
「すいませんwww」
少しツボってしまった。店長のせいだ。いやいや本題に移らないと。この世界ってまずまずどうやってできてるの？なんかわかんないけど新しい世界を作るには
魔力エネルギーの核みたいなやつがあるのが定番だけど。
「じゃあ次、ラピ答えろ。」
あ！全く考えてなかった。この答えはなんだろ,,,数学苦手なんだよな
「というか余弦定理ってなんだっけ。」
そうぼそっと言うと、店長が小声で
「A2＝B2＋C2ー2bccosA」
「あ！A2＝B2＋C2ー2bccosA！！」
「はいはい定理はいいから問題を解け！！もういい、ウィング答えろ。」
「はい、2√3です。」
「おう正解だ。」
恥ずかしい。ぼーっとしてるのバレちゃった。次からはちゃんと授業受けないと。
その時だろうか。急に頭がぐわんぐわんなって、パーってなったのは。
「大丈夫か？」
そこにいたのは長いロープを着たKOHA9さんだった。