放課後の喫茶店 学パロ
ウィング
第四話
今日は作戦決行の日。まずは会議中に私がトイレに行く。
その間に甘堕お兄ちゃんが私のrole(嘘)をCOする。
そして一人一人に私は尋問するだけ。
そんなことを考えながら学校に行く。すると、今日は学校に来ない人が何人も現れた。
「おはようございます。本日の出席をとります。なお六花とライファーは先日死亡いたしました。」
2人!結構動いてる。
今生きてるのは学級役員、ヌーイさん、しからさん、ぱぴちゃん、お兄ちゃんに私だけか。
「じゃあ授業を始めます。」
授業が始まるとみんなだんまりしていた。そして昼休み。私は計画通りにトイレに行った。
そして戻ってくる。するとどうやら口論になっている。
「俺の任務は任務達成者2人を殺すこと。任務達成者は手を挙げてくれ!」
ヌーイ君が言う。いや、これは嘘だ。どこまでが嘘なんだ?
そして手を挙げる人を見てみる。店長、しからさん、ぱぴちゃん...あれ?ぱぴちゃん任務達成して無いじゃん。なんで?
と言うかゴジラさんはやけにニヤニヤしてるし。どう言うことだ?
「待って、ヌーイ君。あなたは2人殺すことが任務なの?」
ヌーイ君は怒って。
「話聞いてなかったのか?ちげーよ。」
これが嘘ね。了解了解。
じゃあぱぴちゃんについて考えてみよう。任務まだ達成してないのに死のうとした?
お兄ちゃんが
「この中で死ぬのが任務の人いる?」
そう聞いてきた。もちろん誰も手をあげない。
と言うか全員本当ってことはぱぴちゃんは死ぬのが任務ってわけでは無いってこと!?じゃあなんのために。
あ。そういうことか。
「なるほどね。全てわかった。」
そういうと甘堕お兄ちゃんはニヤける。
「ヌーイ君。君が殺すのは誰でもよかった。2人殺せればなんでもいい。でも次の試合があることを控えて信用を失わないようにするために任務が終わった人のようにした。違う?」
そういうとヌーイ君は呆れた顔をして
「あーあ。バレちゃった。そうだよ俺の任務はラピちゃんの言う通りだよ。」
「そしてぱぴちゃん。ぱぴちゃんの任務はヌーイ君の任務を阻止する。だよね?そのために任務達成してない自分を殺させるっていう魂胆でしょ?」
「そうだよ。まあバレちゃったから仕方ない。強行突破しよう。」
そうするとぱぴちゃんはナイフを取り出した。ヌーイ君もすかさずナイフを取り出した。
2人が殺し合いをする。戦闘の内容は早くて見えなかったけど、ヌーイ君が勝利した。
さーて私もそろそろケリをつけようかな。
「ところで私の能力知ってるやついる?いたらぶち殺すけど。」
みんなシーンとなった。なので1人づつ名指しする。
「甘堕お兄ちゃん!」
「私知らない」
嘘です。知ってるけど
「ヌーイ君!」
「しらねぇな」
嘘
「ゴジラさん!」
「知らねえよ!」
嘘
「自戒さん!!」
「あはは、知ってるよ君の能力なら。確か嘘を見抜くことができる能力だよね。」
え、嘘。なんで言っちゃうの?というか本当のことをなんで知ってる。
甘堕お兄ちゃんの方を向くと焦った顔をしている。
「お兄ちゃん!!!ふざけんな!!!」
「私は言っていない。作戦通り実行しただけだよ。」
嘘、はついていない。どういうこと?
「ははは、私の能力は他のプレイヤーのroleを知るだ。さぁて。ゴジラさん。うちらのチームには君しか戦闘系を持ってる人は居ないんだ。」
チーム?この中に黒幕がいるってこと?
「スピードアップ」
ゴジラさんが手を広げてそう言うと、ゴジラさん、自戒さんが金色のオーラに包まれた。また店長もナイフを持った。
「さぁ。戦闘といこうか」